経営者にとって、経費になるものとならないものを分類することは重要です。
しかし、慣れないうちは何が経費になるのかわかりませんよね。
そこで今回は、
美容室経営で経費の対象となるものをご紹介します。
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美容室経営で経費の対象となるものとは
■店舗の家賃・光熱費
美容室を開業するには、店舗の場所や広さに応じて家賃を支払わなくてはなりません。
また、電気や水道などの光熱費も必要です。
これらは経費として計上可能です。
■インテリアや備品
美容室の内装や雰囲気は、お客様の印象や満足度に大きく影響します。
そのためインテリアや備品にも投資する必要がありますが、中古品やリース品を利用することで経費を抑えられるでしょう。
■施術の材料費
美容室では、カットやカラーなどの施術にさまざまな材料を使用します。
これらは経費として計上できますが、無駄なく使うことが大切です。
■従業員の給与
従業員の給与は経費として計上できますが、適正な額を支払うことが重要です。
過剰に支払うと利益が減り、不足すると従業員のモチベーションや能力が低下します。
■広告やチラシ
お店を宣伝するために広告やチラシを使う場合、経費として計上できます。
コストを抑えたい場合は、インターネットやSNSなどのオンライン媒体を活用するのがおすすめです。
■保険料
火災や盗難などの事故に備えて保険に加入しますが、必要以上に高いプランに加入する必要はありません。
自己負担額や補償内容によって保険料は変わるため、お店の状況に合ったものを選ぶことが大切です。
■税金
個人事業税や消費税などは経費の対象です。
また、不動産を取得して経営する場合は固定資産税・不動産所得税・登録免許税なども経費として計上できます。
▼まとめ
美容室経営では、店舗の維持費・備品・施術材料費・給与・広告やチラシ・保険料・税金などが経費対象です。
他にも経費として計上できるものがあるため、専門家に
相談して正確に申告しましょう。
当事務所では税務に関わる幅広い問題に対応しておりますので、経費に関してお困りの際は気軽にご
相談ください。