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相続税の申告期限に間に合わないとどうなる?

query_builder 2024/05/15
コラム
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相続税は、相続が発生した日から10ヶ月以内に申告しなければなりません。
しかし、何らかの理由で申告期限に間に合わない場合もあるでしょう。
そこで今回は、相続税の申告期限に間に合わないとどうなるのか解説します。
▼相続税の申告が遅れた場合のリスクとは
■延滞税が発生する
申告期限を過ぎても相続税を納付しない場合は、延滞税が発生します。
延滞税は、法定納期限の翌日から経過した日数で税額が決定する算出方法です。
延滞している期間が長いほど納税額が増えていき、税率は毎年改定されています。
■加算税が発生する
相続税の申告期限を過ぎた場合は、加算税が発生します。
加算税の税率は相続税の金額によって異なりますが、納付すべき相続税に対して30%課されるケースもあります。
納付漏れによるペナルティは決して軽くないため、期限までに納めることが重要です。
■特例や控除が適用されない
相続税の申告では、一定の条件を満たす場合に特例や控除が適用されることがあります。
しかし遺産分割協議が終わっておらず、期限内に申告できなかった場合は、特例や控除を受けられません。
遺産が未分割の状態であっても、申請書を作成できる可能性もあるため、必要であれば専門家へ相談しましょう。
▼まとめ
相続税の申告期限に間に合わないと、延滞税や加算税が発生します。
また、遺産分割協議が終わっておらず期限内に申告できない場合は、特例や控除が適用されないため期限内での申告が大切です。
当事務所では相続税や贈与税に関するご相談を承っておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。

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